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私たち、山田浩之研究会は、慶應義塾大学経済学部の研究室です。山田先生のご指導のもと、開発経済学を中心に学習しています。計量経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学を基礎とし、ときには応用分野からの必要な知識も活用して、日々課題に取り組んでいます。

私たちの研究室は2015年に設立された新しいゼミです。先生の「ゼミ員の主体性を重視する方針」のもと、教室内に留まらない学習を求めて切磋琢磨しています。というのも、開発経済学を学ぶ上では、経済学の専門的なバッグラウンドや、分析能力、論理的思考能力のみならず、自ら途上国に足を運び、目で見る必要があるからです。

 

このHPでは、私たちのゼミ活動の一環を紹介させていただきます。また様々な分野の専門家にインタビューを行ったレポートや、スタディーツアーの成果も発信していきます。

 

自らの問題意識をさらに深め、より広い知見を持つために。現実味のない教室の議論からは離れ、問題を抱える人々と同じ立場に立つために。私たちはさまざまな方法を探っています。

What is "Development Economics"?

開発経済学とは、人々の生活水準を上げるために、様々な開発ニーズ(雇用、教育、環境、食料、等々)に応じて開発途上国で行われる開発について研究する学問である。
 
​『開発経済学 貧困削減へのアプローチ』

 PROFESSOR

Hiroyuki Yamada

山田浩之

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1997年3月                          慶應義塾大学経済学部卒業

1997年7月~1999年7月   青年海外協力隊:ザンビアにて理数科教師

1999年10月~2000年3月 日本国際協力センター 研究調査員

2002年3月                          東京大学大学院経済学研究科 修士課程修了

2006年7月~2007年6月   世界銀行 東アジア・太平洋地域局 貧困削減・経済運営ユニットコンサルタント

2008年8月                          シカゴ大学経済学博士課程修了(Ph.D)

2008年8月~2010年2月   国際通貨基金 エコノミスト ヨーロッパ局南東ヨーロッパ課

2010年2月~2011年8月   国際通貨基金 エコノミスト 財政局財政支出課

2011年9月~2013年7月   大阪大学大学院国際公共政策研究科専任講師

2012年1月~2012年12月 財団法人三菱経済研究所 非常勤研究員

2012年10月~2013年3月 国際稲作研究所 作物・環境科学課 外部専門家

2012年10月~2014年3月 内閣府男女共同参画局 「男女共同参画関連政策の定量的分析に関する研究会」委員

2012年10月~現在            国際通貨基金本部 財政局 外部登録専門家

2013年1月~2014年12月 国際協力銀行「新興市場国経済研究会」委員

2013年8月~2015年3月   大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授

2014年4月~2014年5月   国際通貨基金アジア太平洋地域事務所「The Japan-IMF Scholarship Program for Asia」中間審査委員会委員

2015年4月~現在              財務省 「IMF委員会」委員

2015年4月~2016年3月   慶應義塾大学経済学部准教授

2016年4月~現在              同教授

 

ゼミを希望する学生へ

​本研究会では主にアジア・アフリカを中心とした新興国・開発途上国の経済問題に関しての知識及び分析能力の習得に主眼を置きます。とりわけ、関心分野のトピックの分析を行えるようなデータ分析の能力を磨きます。私自身が、「自分が学部時代にこんな研究会があったら良かったなあ」という研究会にしたいと考えています。ただし、あくまでゼミ生の自主性を尊重したいと考えています。従って、強い問題意識と、ゼミに積極的に参加・貢献したいという学生を求めます。また、将来国際機関で働きたい人や国際的な仕事をしたい人、開発経済・国際経済の研究者を目指す人、日本の将来を真剣に考えたいという人を歓迎します。

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